ヘアードネーションで子どもたちのサポートができる
ヘアドネーションってご存知ですか?
率直にいうと髪の毛を寄付することですね。
そもそもこのヘアドネーション、どういった目的で行われているのか。
小児がんや先天脱毛症、何らかの形で髪の毛を失った子供たちに向けて医療用ウィッグというものがあります。
寄付した髪の毛はそのウィッグに利用され、無償で子供たちに使ってもらう慈善活動なのです。
バッサリと切った髪の毛は、こうした形で再利用することができるので、今では芸能人も参加して世界中で広まっている活動となっています。
誰でもヘアドネーションできる?その条件は?
そこで気になるのは髪の長さや質といったところです。
髪質に関しては引っ張って簡単にちぎれるようなものでない限り、天然パーマやカラーやブリーチなどは全く気にされません。
もちろん年齢や国籍に性別も左右されません。
ですので、質はほとんどの人が合格できるレベルくらい、ハードルは低いものです。
安心して寄付してくださいね。
私もパーマをあてた髪の毛を寄付しましたが、問題なく受理されました。
ジャーダック(JHCAC)のヘアドネーションは31cm以上から
ただ、髪の長さに関しては、団体によって異なります。
JHDACという団体では、直接ウィッグに使われるのが31cmからと規定があります。
「じゃあ短い髪は寄付できないの?」
という声も出てくると思いますが、31cm以下の場合はウィッグ作成にかかる費用のため、転売されます。
直接支援という形ではありませんが、間接的に支援する形になりますので、ショートヘアの人でも充分支援なんです。
つな髪なら15cmからドネーション可能
「でもやっぱり髪の毛使って欲しいなあ」
「伸びるのを待っていられないよ」
そんな意見もあると思います。
安心してください、15cmからでも受け付けてくれる団体も存在します。
つな髪という団体では髪の長さが15cm以上で髪の毛付きインナーキャップを作成しています。
つまり、髪の長さが15cmから31cmあれば充分支援することが可能です。
髪の長さが20cm以下で、ヘアドネーションを考えている方はこちらに寄付してみてはいかがでしょうか。
こうした活動に賛同する美容院もありますので、ヘアドネーションを考えている方は、その美容院を利用するのが手っ取り早いかと思います。
私は切るときはバッサリと切りますが、こんな形で切った髪の毛を子供たちに使ってもらえるので、積極的に支援させてもらっています。