※動画で髪の毛のブロッキングの方法を見せてくれています。
ヘアドネーションとは、病気の治療中の副作用や頭髪、毛髪に関わる病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている人たちに医療用のウィッグの原料となる毛髪を、間接的に提供する活動のことを言います。
寄贈された髪の毛は選別され、加工の行程を繰り返してウィッグとして生まれかわっていきます。
ヘアドネーション、自分で切るやり方
自分も協力したいと思われる方は、ヘアドネーションに協賛している美容室で髪を切るのが1番のやり方ですが、なかなか協賛している美容室は少ないです。
その場合、自分で切ることをオススメします。
ヘアドネーションとして使いやすい長さは31センチ以上と言われています。
自分で切る場合、輪ゴムで髪を1つに束ねて切る方法は危険です。
なぜなら結んでから切る事は毛束が太くなってしまい、束ねたそのままで切ってしまうと髪の長さが揃わない場合が多いからです。
これらを避けるにはいくつかにわけて切ることをおすすめします。
(ブロッキングといいますね。上の動画を見てみてください。)
少しの手間をかけることで、長さが保証出来、処理も簡単です。
自分で切るとざく切りになる、と思われる方は切ったあとのケアに美容室で揃えてもらうなど、様々な方法があります。
ヘアドネーション、髪を送る方法や送れない髪
この活動に協賛している美容室ではNPO法人へまとめて送ってくれる場所もあります。
しかし、協賛している美容室がなかったりして、自ら髪を切ったという方は自分でNPO法人に送る事になります。
事前に連絡をとりスムーズなやり取りが出来るようにしておくと双方にとって、またその先で待っているヘアドネーションを必要としている方たちにとっても、良い関係を築いていけるのではないでしょうか。
パーマやカラーブリーチをしていても大丈夫かと心配する方もいらっしゃいますが、心配は不要です。
また、くせ毛などの髪質も年齢も国籍も気にすることなく寄贈できます。
ただ1つ気をつけてほしいのは、寄贈できるのは完全に乾いた髪と言うことだけです。
湿った髪のままですと、カビや雑菌が繁殖する可能性があるためです。
他に寄贈された髪にまで及んでしまう可能性もあるので、それだけは注意してください。